昨今、国内外の幅広い産業分野において、デジタル化を踏まえたデジタルトランスフォーメーション（DX）の展開が進んでいます。市場トレンドや競争環境が変化する中、企業活動における生産性の向上や新たな付加価値の創出は大きな課題であり、いまやDXの導入は急務となっています。生成AI等の新たな技術の進展により、この流れは今後さらに加速していくものと考えられます。

日本コムシスは、NTTグループをはじめとする通信事業者の通信インフラネットワーク構築事業のリーディングカンパニーであるとともに、公共や一般のお客様に向けたネットワークやサーバーの構築・運用などのITソリューション事業や上下水道などのライフライン設備の構築事業、並びに太陽光発電事業等のエネルギー関連事業にも注力しています。

一方、三和電子は、1975年に前身の三電興株式会社として設立以来、ICTに関する高い技術力を基に、高品質なソリューションをワンストップで提供してきました。5G/ローカル5Gをはじめとした公共・キャリアネットワークの設計・開発や施工・保守運用、ネットワーク機器の製造・試験等、幅広い分野でお客様からの信頼を獲得しています。

本子会社化により、相互の経営資源の有効活用によるシナジー効果の最大化、ノウハウの共有による効率化や相互の強みを活かしたソリューションの拡充、新たなビジネス領域の創出を図ってまいります。これを通じて、コムシスグループにおけるITソリューション事業の競争力を一層強化してまいります。