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3.品質向上と環境への配慮

品質向上と環境への配慮

品質マネジメントシステム「ISO9001」

「お客様に信頼され、21世紀に向けての積極的な事業展開に寄与し、豊かな高度情報化社会の発展に貢献する」ことを目的として、日本コムシスでは1997年に品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得し、現在も継続しています。

設定した目標や課題の継続的改善を図るべく、PDCA(Plan→Do→Check→Act)サイクルを基本とした品質マネジメントシステムを効果的に運用し、お客様要求事項および法令・規制要求事項への適合の保証を通して、お客様満足の向上につなげています。

24時間365日監視体制

いかなるときも皆さまの安心・快適な通信環境を支えるコムシスグループにとって、通信設備やIT設備などの監視・保守・運用サービスは重要な業務です。オペレーションサービスセンターを設置し24時間365日体制で監視を行い、異常が発生した場合に迅速な対応ができる体制を整えています。

万が一の災害時に備え、自家発電の設置や二拠点で対応するなど、機能停止することなく事業を継続できることを確実にしています。

品質向上の取り組み

あらゆるところでICT化が進んでいる社会において、日本コムシスの製品・サービスの品質向上は、人々の安心で安全な生活を支えることに直結すると強く認識し、事業内容に応じて、品質向上を目的とした活動を推進しています。

具体的には、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)、QC(Quality Control)活動、改善提案などの現場を主体として進める改善活動を行い、活動による有益な成果や情報は全社で共有する仕組みを構築しています。

協力会社とともにグループ一丸となって、日々の活動における絶え間ない改善を遂行し、業務の効率化・標準化、現場力の向上およびお客様からのさらなる信頼性向上を目指しています。

スマートフォンやタブレット端末を活用した作業工程の管理

Darwin Mobileを使用している現場の様子
Darwin Mobileを
使用している現場の様子

千里眼を使用している現場の様子
千里眼を使用している現場の様子

日本コムシスでは、通信建設工事の効率性、安全性および品質の向上を図るために、スマートフォンやタブレット端末を活用したワークフロー(作業工程)の統一と現場作業のIT化のための「施工ITプラットフォーム」を構築しています。

現場の作業員が、タブレット端末上のワークフローに沿って作業を進めていくと、それが本社のシステムにも連動し、遠隔地にいながらも、リアルタイムで作業管理者が作業の点検・承認ができる仕組みです。

端末の利用により、即座にビジュアルで手順を理解することができるため、危険を伴う作業現場で膨大な紙の手順書を確認する必要がなくなり、作業効率および安全性が格段に向上しています。

受注から納品のプロセスにおいても、ITによる管理システムを運用することによって、効率のアップを実践しています。 今後は、NTT工事以外のITソリューション関連工事にも導入を図るとともに、さらに次のステップでは通信建設工事以外の建設工事にも展開していく予定です。

導入しているタブレット端末の例

事業名 システム名
NTTアクセス工事 USSSM(ユースリーエスモバイル)
ASSSM(エースリーエスモバイル)
NTTネットワーク工事 NCPC(エヌシーピーシー)
NTTモバイル工事 Darwin Mobile(ダーウィンモバイル)
社会システム関連工事 千里眼

写真検査システム

写真検査の様子
写真検査の様子

写真検査画面
写真検査画面

日本コムシスでは、品質と作業効率の向上を目的に、現場の作業員が撮影した施工写真を写真検査センタに送り、検査員が仕上がりを確認する写真検査を実施しています。

2018年4月より東日本エリアのNTT設備事業において、それまでグループ個社ごとに実施していた写真検査を新潟、北海道に集約・共有しました。さらに、より高い品質を確保し得る、新たなシステムを導入しました。新システムは、作業内容に対して、必要な写真の構図を自動表示する機能が備わっています。そして、写真検査センタの送信前に現場での写真確認を可能にします。また、さまざまな工事を検査することができるマルチ検査員の育成にも注力し、今後の写真検査業務の全面的な集約に備えています。

環境マネジメントシステム「ISO14001」

日本コムシスでは、事業活動における自主的な環境保全への取り組みとして、ISO14001に基づく環境マネジメントシステムを構築し、2001年5月にISO14001認証を全社において取得しています。毎年ISO認証機関による第三者審査を受審し、PDCAサイクルをまわすことで、環境マネジメントシステム体制の維持に努めています。

環境関連法令違反

年々強化される環境関連の法令について、コムシスグループは遵守を徹底しています。

再生可能エネルギーの活用

再生可能エネルギーは、化石燃料を使用せず、CO2をほとんど排出しないという大きなメリットがあります。日本コムシスでは、新たな再生可能エネルギー事業の推進を中期目標達成に向けた成長戦略の一つに掲げ、環境保全に取り組んでいます。

太陽光発電事業

サン・フォレスト森郷発電所
サン・フォレスト森郷発電所

日本コムシスグループでは、太陽光発電所を日本各地で建設しており、2013年4月に第1号の大規模太陽光発電所を稼働して以来、第19号までの太陽光発電所が稼働しています(発電事業者:コムシスクリエイト/施工:日本コムシス)。

また、コムシス平林ビルでは、グループ子会社のコムシスクリエイトが事業主となり屋上に太陽光発電設備を設置、全量買取制度により電力会社への売電も行っています。

バイオマス発電事業

日本コムシスグループは、ポスト太陽光発電事業の開拓として2017年から国際森林資源を燃料とするバイオマス発電事業をスタートしました。鹿児島県枕崎市においては、これまでの太陽光発電で培った発電接続技術や新たな発電プラント技術を生かし、2020年10月に「枕崎バイオマス発電所」の運用を開始しました。周辺地域の雇用創出や県内で利用されず廃棄処理に困っているバーク(樹皮)を燃料として利活用するなど地域の貢献に寄与します。また、脱FITのエネルギー事業として太陽光・風力とも連携した地産地消型、RE100など自産自消型での自家消費のための発電事業を通してCO2削減等環境保全に取り組んでいきます。

CO2排出量の削減に向けた取り組み

コムシスグループではISO14001を活用した環境マネジメントシステムを運用し、CO2排出量の削減をはじめとする環境負荷の低減に取り組んでいます。

特に地球温暖化は、世界規模で取り組まねばならない重大な問題であり、コムシスグループでもCO2排出量の削減に向けた目標を設定し、取り組みを推進しています。

自社ビルに太陽光発電システムを導入

オフィスでも実現可能な環境保全の取り組みとして、自社ビルであるコムシス高円寺ビル(最大出力10.8kW)、コムシス大宮ビル(最大出力5kW)、世田谷TS(テクノステーション)(最大出力10kW)に太陽光発電システムを導入し、得られたエネルギーをオフィスで利用しています。

導入拠点

コムシス高円寺ビル
東京都杉並区高円寺南2丁目12番3号

最新型モジュールを、NEDOと共同研究
このシステムは、従来の「結晶系太陽電池」よりもシリコンの使用量が少なく、大量生産にも向いている最新型のモジュールです。結晶系タイプと比較して温度特性、発電量等に優れています。
NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)との「2007年度太陽光発電新技術等フィールドテスト事業」の共同研究として、システムを稼働させました。

●モジュール仕様:最大出力 90W
  最大出力動作電圧 49.3V
  最大出力動作電流 1.83A
●設置サイズ:22.68m×5.63m(127.7㎡)
●導入時期:2008年4月
薄膜タンデム型太陽電池モジュールを120枚使用し10.8kWの出力を得られます。

コムシス大宮ビル
埼玉県さいたま市北区吉野町1-398

●モジュール仕様:最大出力 125W
  最大出力動作電圧 26V
  最大出力動作電流 4.8A
●設置サイズ12.05m×3.23m(38.9㎡)
●導入時期:1999年12月
多結晶シリコン型太陽電池モジュールを40枚使用し5kWの出力を得られます。

世田谷TS(テクノステーション)
東京都世田谷区尾山台3-1-1

●モジュール仕様:最大出力 245w
  最大出力動作電圧 30.8V
  最大出力動作電流 7.95A
●設置サイズ:3.76m×18.17m(68.3㎡)
●導入時期:2014年3月
単結晶型太陽電池モジュールを40枚使用し約10kW出力を得られます。

オフィスの照明機器をLED化

日本コムシスでは自社ビルにあるオフィスにて使用している照明機器を消費電力が少なく長寿命なLEDに切り換える取り組みを進めています。

低公害車の導入

日本コムシスでは、工事車両として環境負荷の少ないハイブリッド車や低燃費車、電気自動車の導入を進めています。

また、2015年世田谷事業所に、事業所屋上の太陽光発電を利用した電気を動力源とする電気自動車を導入しました。自家発電によるクリーンなエネルギーは工事の際には電源としても役立てられ、エンジン発電機による騒音問題の解消に加え、非常時には事業所や被災地の非常用電源としても利用が可能です。世田谷事業所以外に3カ所の事業所でも電気自動車を導入しており、計5台が稼働しています。

産業廃棄物量の削減に向けた取り組み

コムシスグループでは、在庫管理を徹底することで使用する資源を最小化し、施工時に出る産業廃棄物の分別をしっかりと行うことによりゼロエミッションの実現に努めています。

有害廃棄物の適正管理

事業特性上、工事の種類によっては有害廃棄物が発生する場合があります。例えば、解体工事を含む工事の場合は廃石綿などが発生する可能性があり、LED化工事においてはPCB廃棄物が発生します。また、フロン類(HFC)が発生する工事を受注することもあります。それぞれ発生した場合は指定処分業者または専門業者に依頼し、排出者責任において適正に処理をしています。