コムシスの森づくり
「東京ドーム2個分の森」が蘇った!

「コムシス森林サポーター」が発足

Chapter 1
下刈り、枝打ち、間伐といった手入れがしっかりとなされた人工林は、下草が育ち、樹木も健全に生育してしっかりした根を張るため、「水源かん養機能」「土砂災害等防止機能」あるいは「生物多様性の保全機能」といった公益的機能を果たします。しかし、木材価格の下落と賃金の上昇、林業就業者の減少と高齢化などの原因により、日本の森林面積の約4割を占める人工林に、手入れ不足で荒廃の進む森林が増加しています。

山間部でのケーブル架設工事などの作業を通じて、土砂崩れや渇水など、放置された人工林周辺の危機的な状況を良く知る日本コムシスでは、当社の環境方針と理念に沿った社員参加型の環境保全活動として、2006年に森林の保全・育成活動を目的とした、社員参加型の「コムシス森林サポーター」という社内ボランティア組織を発足させ、社団法人埼玉県農林公社と「コムシスの森づくり」に関する協定書を締結し、埼玉県入間郡毛呂山町の営林地内において、過去5年間で計26回にわたり、社員・家族が集まってヒノキの枝打ちや間伐作業を行ってきました。また、周辺の鎌北湖畔や毛呂山総合公園における山桜等の植樹活動にも取り組んでいます。

サポーター登録数も倍増

Chapter 2
発足から5年が経ち、協力会社の皆さんも含めたコムシス・ファミリーの間にも年々、この森林保全活動への関心が高まってきており、サポーターの登録数も、4年前の307名から758名へと倍増しています。

「作業前はうっそうとして暗かった場所にも、自分の手でノコギリを入れて、枝打ちが済んだところから陽の光が差し込んでくる…。その光景を見ていると、なんだか自分の心の中にも光が差してくるように思える」。「こんな充実感は、他ではなかなか味わえない」。森の公益的機能には「保健・レクリエーション機能」も指摘されており、森を守ることは、人の精神衛生上にも良い影響を及ぼすとも言われますが、毎年参加しているメンバーの中にはこのように「森の恩恵」を感じる人も少なくありません。

Chapter 3

「継続は力」

森林の陽当たりを良くして樹の成長を促すための枝打ち作業も皆、上達し、今ではすっかりコツをつかんで「本職」とも思われる領域に入った社員もいる(?)ほどで作業スピードもグンと向上し、これまでに延べ10.5ヘクタール、約2万3千本におよぶ枝打ち作業が完了。まさに、「継続は力なり」で、コムシス森林サポーターの活動の積み重ねによって、東京ドーム2個分に相当するエリアが、健全で活力ある「コムシスの森」に蘇りました。こうした活動の成果は、「埼玉県森林CO2吸収量認証制度」において85.9t-CO2/年の二酸化炭素吸収効果として認められ、埼玉県知事より「埼玉県森林 CO2吸収量認定書」が交付されています。


「荒川上流域の森づくりに参加している企業の中でも、『コムシスさんは特殊ですね』と、よくいわれます。他社の参加形態はイベント型で、当社のように枝打ちのような実務参加型のケースは珍しいとのことですが、コムシスではこうした作業を皆で楽しみながら、一生懸命やっています。公社の理事長や職員さんから『これほど熱心に枝打ち作業をやっている会社は他にありませんよ』と、お世辞抜きの評価の言葉をいただきました」。

日光市「霜降恊働の森」でも、下草刈りや家族参加型のイベントを開催

栃木県日光市『霧降協働の森』では、家族や子どもたち向けに、ハタケシメジの植栽と収穫イベントを行っています。短期で成果が出て食材にも利用できますから、小さな子どもたちにもとても人気があります。今後も地元の人々と連携しながら、森林保全活動を積極的に展開していきます。

緑の募金

社内で実施した「緑の募金」では、229名の社員が協力し、総額は30万円となりました。この募金額に対して会社がマッチングギフト(※)として同額を上乗せし、計60万円の活動資金ができました。植樹苗木代や用具代、送迎バス代など、森林サポーターの活動に役立てています。

※日本コムシスの社員自らが社内で自発的な募金活動を行い、その結果得た募金額に対して、会社も一定額を上乗せし、社員の社会貢献を支援するプログラム。
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