プロジェクトPROJECT

尾﨑 友彦
ドコモ事業本部 本部長

ドコモ事業

5G普及プロジェクト

目の前にはいつも、
新しい世界が広がっている。PROJECT INTERVIEW

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GROUND
背景

モバイル通信の進化が世界を変えてきた

日本のモバイル通信は1979年、アナログ方式(1G)でスタートした。その後、1993年の2Gでデジタル方式に変わり、さらに国際標準化が進められ、2001年の3Gでは携帯電話が世界中で使えるようになった。2010年には4GにつながるLTEがスタートして高速化を実現し、スマートデバイスが持つポテンシャルを最大限に開花させた。このように移動通信システムは、およそ10年毎に世代交代が行われてきた。
そして今、世界中が注目し、さまざまな企業が垣根を越えて協働しながら誕生させようとしているのが、5G(第5世代移動通信システム)である。
5Gは、3Gや4Gを発展させた『超高速・大容量』(伝送速度がLTEの100倍)だけでなく、『超低遅延』(遅延時間がLTEの1/10)、『多数同時接続』(台数がLTEの100倍)、というように機能の質がぐっと向上した次世代の移動通信システムである。これにより4K・8K映像といった高精細動画ストリーミング、VR(Virtual Reality)・AR(Augmented Reality)技術の発展に寄与することはもちろん、超低遅延の信頼性は自動車の自動運転や建設機械の遠隔操作、あるいはロボットなどへの応用が期待され、多数同時接続は家電や各種センサーなど身の回りのあらゆるモノがネットワークにつながるIoT時代のICT基盤として欠かせないものとなるだろう。

MISSION使命

広がる多様なビジネスチャンス

これまでモバイル通信技術の革新に長年尽力してきた尾﨑は5Gの可能性をこう語る。「従来の延長線上ではない、まったく新しい世界へと私たちを導いてくれるのが5Gです。携帯電話やスマートフォンといった世界のなかだけでなく、これらの枠を超えてあらゆる方面にサービスが広がっていくということを考えると、社会的インパクトは絶大。5Gでは、通信事業者がさまざまなパートナー企業と連携しながら、B2B2Xモデルでサービスを提供することが想定されますので、そこには実に多様なビジネスチャンスが広がっていると感じます。日本コムシスにとっても、基地局の整備など通信インフラ事業が爆発的に伸びることはもちろん、さまざまな企業にICTソリューションを展開しているITビジネス事業本部や、防災システムなど社会システム関連事業を推進する社会基盤事業本部にとっても大きなビジネスチャンスがあるはずです。5Gによってまったく新しい時代が始まりますが、日本コムシスにとっても新しいビジネスを広げていく絶好のチャンスであり、とても楽しみですね」。
5Gネットワークが日本全国に展開されていくうえで、日本コムシスは多大な貢献をしていくだけでなく、多様な分野に進出し、事業を展開していく可能性を持っているのだ。

VISIONビジョン

社会の革新を築いていく仕事

尾﨑はモバイル通信の世界で働く魅力をこう語る。「モバイルの世界というのは、革新・進化の歴史です。その昔は、外出先で通話できるだけで十分革新的でしたが、次第にテキスト情報を届けられるようになり、静止画を送れるようになり、高画質動画を配信できるようになっていきました。また、以前は山奥や地下などでは電波が入りませんでしたが、登山をしながらでも、地下鉄でも、世界中で携帯電話を使えるようになりました。さらには、たとえばLTE一つをとってみても、サービス開始当初に比べ、通信速度が大幅にアップするなど、絶えず変化し、進化し続けているのです。だから私はもう何十年とこの仕事をしていますが、本当に飽きることがありません。同じことをただ繰り返すのではなく、目の前にはいつも見たことのない新しい世界が広がっているような感覚です」。
さらに尾﨑はこう続ける。
「モバイルの進化で世の中はずいぶん便利になり、人々の楽しみも増えました。そうした進化を支える一翼を担っているのが、私たち通信建設業なのです。移動通信システムが進化するためには、新たな基地局を建設したり、従来の基地局でアンテナや装置を取り替えたりしなければなりません。だから私たちには、これまで3GやLTEの普及に貢献してきたのだという自負があります。そして今、5Gの普及にも貢献していくのだという使命感に燃えています。日本コムシスで働いていると、“社会の進化や革新を支えている”といった『誇り』を抱くことができるのです。これを読む皆さんも、将来、自分の子どもたちに誇れるような仕事と出会うことが、この場所でできるはずです」。
5Gの商用サービス開始はオリンピックイヤーである2020年が目標とされている。そのとき人類は、まったく新しい世界に驚き歓喜するだろう。しかし、長い目で見るとその5Gも一つの通過点であるのかもしれない。その先にはまた新たな革新が待っているのだから。そしてそれを支え続けていくという使命感に心を燃やしているのが、日本コムシスであるのだ。