社風について、意見交換

日本コムシスの社風は、「穏やか」「温かい」「素直」という言葉で語られることが多いですが、実際はどうなのでしょう?

吉澤:こうした言葉で語られることについては、良い面とそうでない面があると思います。おそらく、“積極性に欠ける”とか“受け身体質”というニュアンスも含まれるでしょうから・・・。私が入社した当時は「役所的な体質の会社だよ」という声もたびたび耳にしました。その後、世の中が大きく変わってきて、部門によっては市場競争と直接向き合う局面が増えてきたことから、社風も少しずつ変化しています。ただし、社員を大切にしている点は、時代が変わっても一貫していますね。やはり良い会社だと思います。

室井:いろんな人とのコミュニケーションが取りやすい、話しやすい雰囲気のある会社です。

井上(由):日本コムシスグループという枠組みの中で、異なる部門や会社と協力しながら仕事を進めていける風土があります。私はグループ会社で働いていた時に、全国の現場に出張し、日本コムシスの各事業拠点と連携して仕事を進める必要があったのですが、皆さん、とても親切にしてくださるのですよ。現場の段取りなど細かい点まで配慮していただき、今でも感謝しています。ひとつの案件を他社・他部門と進めていく際に、自分がやるべきことさえしっかり準備して臨めば、協力してくれる人がグループ内にはたくさん存在します。

吉澤:きっと女性活躍推進の施策も、これから社内に馴染んでくれば理解が深まり、いろんな部門の人がより積極的に関与してくれるようになっていくと思いますね。

キャリアの転機、新たなやりがい

入社から現在までのキャリアを振り返ってみて、転機になったことや、新たなやりがいを見出した経験があれば教えてください。

井上(由):さきほど少し話したグループ会社では、四半期ごとの事業計画や、初期投資のために調達した資金の返済計画の作成など、重要な業務を担当していました。加えて、法人登記や役員の交代を含む会社運営の実際を、間近で学ぶことができました。この会社のコアビジネスである太陽光発電事業では、ソーラー設備着工時の地鎮祭と竣工時の開所式を行うのですが、神主さんを探して打ち合わせを行い、式の段取りを組み立て、さらには席次や料理のプランまで、ほぼすべての仕事を経験しました。日本の文化やしきたりにはこんなものもあるのだなという発見・驚きもあり、日々の仕事がとてもおもしろく、やりがいを感じていましたね。

井上(奈):知らない人ばかりの部門への異動で大変そうに見えることもあったけど、実際は楽しかったんですね。

インタビュー写真

井上 由紀子

井上(由):異動する度に苦労はあり、不安に思うこともありましたよ。でも振り返ってみると、おもしろいと思える仕事を複数経験できたことは、本当によかったと思っています。

吉澤:異動した部門で、期待されている業務をこなせると、「この人はデキるんだ」と周囲から評価され、次の異動先でも期待されちゃうんですよね。

室井:私の場合は2012年に広報・CSRの部門へ異動した時ですね。それまで経験してきた部門では、おもに定型的な業務を決められた通りにやればよかったのですが、広報・CSRの仕事は自分からネタを探しに行かなければ何も始まりません。仕事に取り組む視点が大きく異なると強く感じ、意識もかなり変わりました。

田中:「トヨタ式カイゼン」の考え方を建設業に当てはめ、全社を挙げて業務の効率化に取り組もうというプロジェクトが、2005年に社内で立ち上がりました。この施策を推進する部門にメンバーとして加わったのですが、ここで経験したことが現在でも糧になっています。最初の頃は、全国の拠点を回って施策の中身を説明すると、皆さんからの反発がすごくて、批判を浴びる一方でした。

井上(奈):嫌にならなかったんですか?

田中:ならなかったですね。むしろ、楽しくてしょうがなかったです。「そんなこと、できるわけがない!」と抵抗されても、次の拠点訪問日までに新たな切り口でカイゼンの手法を考え、提案するんです。それでもまだ抵抗する人がいると、相当厳しくぶつかり合う事態になります。でも、そこまでのレベルに達すると、仲良くなれちゃうんですよ(笑)。だから楽しいんです。当社の場合、この時の「カイゼン」に限らず、新しい施策が発表された直後には異論が出ても、最終的には意識を合わせて同じ目標に向かっていける強みがあります。この部門では、約5年にわたって良い経験ができました。発想を転換していく力も鍛えられましたね。当時のメンバーとは今でも時々会って、語り合ったりしています。

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