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3.品質向上と環境への配慮

品質向上と環境への配慮

品質マネジメントシステム「ISO9001」

「お客様に信頼され、21世紀に向けての積極的な事業展開に寄与し、豊かな高度情報化社会の発展に貢献する」ことを目的として、日本コムシスでは、1997 年に品質マネジメントシステム「ISO9001」の認証を取得しました。

品質マネジメントシステムを構築し、設定した目標や課題の継続的改善を図るため、PDCA(Plan→Do→Check→Act)サイクルを基本とした活動を展開しています。システムの効果的な運用や、お客様要求事項および法令・規制要求事項への適合の保証を通して、お客様満足の向上を目指しています。

品質向上の取り組み

メモ提案の社員など参加状況の推移
メモ提案の社員など参加状況の推移

メモ提案の実施済・優良提案数の推移
メモ提案の実施済・優良提案数の推移

日本コムシスでは、現場を中心とした改善活動をそれぞれで進め、経営層が掲げる改革施策と現場の改善活動が両輪となって強い現場をつくることで、企業競争力の向上を目指しています。

改善活動の具体的な取り組みとして、メモ提案を40年以上続けています。メモ提案とは、現場の社員が自分の職場をよくするために仕事のやり方に創意工夫をし、その手法を提案する社内制度です。メモ提案は1年中受け付けており、協力会社も参加しています。

2013年7月からは、これまでに集まった約30,000件の提案に、よりよいアイデアを加えて提案する「まねっこ提案制度」を開始しました。各提案にコメントを入れる仕組みを導入し、普段は直接顔を合わせることのない現場社員の意見を集めることを可能にしています。このような試行錯誤により参加人数が増加しており、提案の質も向上しています。また、社員から出たよいアイデアは、社内のWebサイトでの公開や試作品の配布などを行い、全社へ水平展開を行っています。

さらに、職場の課題をチームで解決する取り組みとして、「QC(Quality Control)活動」を実施しています。チーム構成は、日本コムシス社員チーム、日本コムシス社員+協力会社社員チーム、協力会社社員チームとさまざまです。2016年度からは、職場内コミュニケーションの充実による、働きやすい職場づくりを目指すとともに、安全文化の構築にもつながる活動として、全社で5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)小集団活動にも取り組み始めました。

全国改善活動発表会を開催

全国改善活動発表会2016
全国改善活動発表会2016

2016年10月28日、大崎ビル会議室において全国改善活動発表会を開催しました。 この取り組みは活動成果を共有し他部門への展開を図ることを目的として、年1回実施しています。大会では、TV会議やインターネット配信も利用し、会場参加できない方々にも参加機会を提供しています。また、大会発表が活動目的にならないよう、年間を通じての活動や、翌年大会での成果発表にも取り組んでいます。

技術賞およびSKY選奨を受賞

2016年6月7日に開催された「情報通信エンジニアリング協会(ITEA)第59回定時総会」において、第34回技術賞、第29回SKY(創造・改善・躍動)選奨の受賞式が行われました。

技術賞は情報通信設備工事の品質向上に対する寄与が評価され、SKY選奨は、SKY・VE提案とその実践による現場の士気高揚に対して贈られるもので、日本コムシスでは技術賞1名、SKY選奨1名が受賞しました。

IT武装化(タブレット端末の活用)

NCPC1台でネットワーク系の各種作業をサポート
NCPC1台でネットワーク系の
各種作業をサポート

NTTモバイル工事でのDarwin Mobileの利用イメージ
NTTモバイル工事での
Darwin Mobileの利用イメージ

コムシスグループでは、通信建設工事の効率性、安全性および品質の向上を図るために、ワークフロー(作業工程)の統一と現場作業のIT化を推進した「施工ITプラットフォーム」の構築を行っています。

主にタブレット端末をツールとして活用したシステムで、従来は膨大な紙ベースの手順書で確認していた作業を、端末画面に呼び出したワークフローに沿って行うことが可能となりました。ビジュアルで手順を理解することができるなどの利点があるほかに、タブレット端末と本社のサーバーの連動により、朝のミーティングから現場作業での各作業プロセスの進ちょく確認できる仕様になっていることから、本社にいながらもリアルタイムで点検、承認することが可能です。システムの導入により、安全性と作業効率が格段に向上しています。

現在、日本コムシスが手掛けるNTTアクセス工事では、USSS(ユースリーエス)・ASSS(エースリーエス)、NTTネットワーク工事では、NCPC(エヌシーピーシー)、NTTモバイル工事では、DarwinMobile(ダーウィンモバイル)システムを構築し運用しています。

今後は、NTT工事以外のITソリューション関連工事、社会システム関連工事への導入を図るとともに、さらに次のステップでは通信建設工事以外の建設工事にも展開していく予定です。

写真検査システム

日本コムシスでは、作業効率と品質の向上を目的とし、「写真検査」を実施しています。

写真検査システムは、設計、施工、施工管理、施工班の役割を明確にし、サプライチェーン・マネジメントの考え方に基づいて管理する「プロセス管理システム」に「写真検査システム」を連動させたものです。

設計で設備番号単位に工程集計した設計データを、施工管理が施工班の割り付け・施工指示に活用しています。作業班は撮影指示情報(場所、撮影パターンなど)を受信し、指示情報をもとに撮影することで撮影漏れがなく、撮影後の編集稼働も一切ありません。また、2016年第2四半期にはセキュリティおよび機能向上を図るため検査用端末を携帯端末からスマートフォンへ全面的に切り替え、さらなる施工品質の向上、完成図の精度向上につなげています。

写真検査では、写真検査員を品質保証センタに集約することで、検査員の稼働、検査スキルの標準化および品質向上を図っています。また、社内システムに開設した「写真検査フォーラム」では、現場からの質問、意見提起、改善提案などの回答、写真検査の写真撮影方法などを公開し、社内およびグループ関係者全員が閲覧できるよう情報共有を図っています。

西日本ICTフォーラム2016への出展

西日本ICTフォーラムの様子
西日本ICTフォーラムの様子

2016年9月14~15日の2日間にわたり、大阪市中央区のマイドームおおさかにおいて「西日本ICTフォーラム2016」が開催されました。

日本コムシスは、現場状況を作業班と現場事務所で共有することができる「安全危機管理システム」を紹介しました。これは、各作業現場にて行う作業前ボイスKY(危険予知)活動の音声データ・作業範囲の安全対策状況の写真データを現場事務所に転送するシステムです。

つくばフォーラム2016への出展

日本コムシスブースの様子
日本コムシスブースの様子

2016年10月25~26日の2日間にわたり、NTTアクセスサービスシステム研究所およびつくば国際会議場において、「豊かな暮らしを共に創る、進化した社会インフラへ~NetroSphere構想の実現に向け変革するアクセスネットワーク~」をテーマに「つくばフォーラム2016」が開催されました。

日本コムシスでは、「新しい防草対策の考案」「屋外線の仮留め把持具」など、11件のさまざまなデモンストレーションや展示を行いました。

環境マネジメントシステム「ISO14001」

日本コムシスでは、事業活動における自主的な環境保全への取り組みとして、ISO14001に基づく環境マネジメントシステムを構築し、2001年5月に全社において、認証を取得しています。毎年ISO認証機関による第三者審査を受審し、PDCAサイクルをまわすことで、環境マネジメントシステム体制の維持に努めています。

自社ビルに太陽光発電システムを導入

オフィスでも実現可能な環境保全の取り組みとして、自社ビルであるコムシス高円寺ビル(最大出力10.8kW)、コムシス大宮ビル(最大出力5kW)、世田谷TS(テクノステーション)(最大出力10kW)に太陽光発電システムを導入し、得られたエネルギーをオフィスで利用しています。

さらに、日本コムシスのコムシス平林では、日本コムシスグループであるコムシスクリエイトが事業主となり屋上に太陽光発電設備を設置し、全量買取制度により電力会社へ売電しています。

導入拠点

コムシス高円寺ビル
東京都杉並区高円寺南2丁目12番3号

最新型モジュールを、NEDOと共同研究
このシステムは、従来の「結晶系太陽電池」よりもシリコンの使用量が少なく、大量生産にも向いている最新型のモジュールです。結晶系タイプと比較して温度特性、発電量等に優れています。
NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)との「2007年度太陽光発電新技術等フィールドテスト事業」の共同研究として、システムを稼働させました。

●モジュール仕様:最大出力 90W
  最大出力動作電圧 49.3V
  最大出力動作電流 1.83A
●設置サイズ:22.68m×5.63m(127.7㎡)
●導入時期:2008年4月
薄膜タンデム型太陽電池モジュールを120枚使用し10.8kWの出力を得られます。

コムシス大宮ビル
埼玉県さいたま市北区吉野町1-398

●モジュール仕様:最大出力 125W
  最大出力動作電圧 26V
  最大出力動作電流 4.8A
●設置サイズ12.05m×3.23m(38.9㎡)
●導入時期:1999年12月
多結晶シリコン型太陽電池モジュールを40枚使用し5kWの出力を得られます。

世田谷TS(テクノステーション)
東京都世田谷区尾山台3-1-1

●モジュール仕様:最大出力 245w
  最大出力動作電圧 30.8V
  最大出力動作電流 7.95A
●設置サイズ:3.76m×18.17m(68.3㎡)
●導入時期:2014年3月
単結晶型太陽電池モジュールを40枚使用し約10kW出力を得られます。

温室効果ガスの削減に向けた取り組み

CO2排出量の削減には太陽光発電システムの構築といった環境対応型の事業や製品を通じた方法もありますが、日本コムシスでは「ISO14001」を活用した環境マネジメントシステムを運用しながら、CO2 排出量の削減をはじめとする環境負荷の低減にも取り組んでいます。

コムシスグループの事業は「エンジニアリング事業」と「ICTソリューション」に分けられますが、業務の徹底的な効率化を図る全社的な「カイゼン」の取り組みにより、CO2排出量の継続的な削減が図られています。作業現場では、工事作業車などのエコドライブの徹底や省エネ効果の高い作業機材の使用を通じて、また、各オフィス・作業所では節電対策など(太陽光発電システムの導入を含む)を通じて削減を図っています。

さらに、社員がボランティア参加して植林を行う「コムシスの森づくり」などを通じ、生物多様性を含む地球環境の保全に関する理解を深める活動なども続けています。

タブレット端末によるペーパーレス化

日本コムシスでは、タブレット端末を利用した高セキュリティの会議システムを社内で構築し、自社の経営会議などで運用しています。会議体改革とペーパーレス化を実現した新しいワークスタイルで、さらなる効率化とオフィスの省資源化を目指しています。

グリーン電力の購入

グリーン電力証書
グリーン電力証書

日本コムシスは、日本自然エネルギー株式会社が提供する「グリーン電力証書システム※」を採用しています。2016年度は本社において年間合計16万kWhのグリーン電力を購入しました。これは本社の年間電力使用量の約8.02%に相当します。

※グリーン電力証書システム:間接的なCO2 排出量削減効果を持つ自然エネルギーの「環境付加価値」を、自然エネルギー発電事業者が第三者機関の認証により「グリーン電力証書」という形で発行。証書を購入した企業の電力使用量のうち、購入相当量が自然エネルギーによるものとみなされ、その費用は自然エネルギーの普及に役立てられます。

工事現場におけるリサイクル用品の活用

日本コムシスでは、「ISO14001」の活動プログラムの一つとして、所内系全現場で工事残材・事務所内廃棄物を分別処理することにより、リサイクル資源の保護に貢献しています。

グリーン購入の推進

日本コムシスでは、環境への負荷を考慮して事務消耗品におけるグリーン購入を推進しています。2014年度以降、毎年およそ80%を維持しています。

コムシスグループの森づくり

2016年度埼玉県森林CO2吸収量認証書
2016年度埼玉県
森林CO2 吸収量認証書

感謝状
感謝状

日本コムシスでは、コムシス森林サポーターとしての活動を行っています。この活動は、2006年3月に、社団法人(現 公益社団法人)埼玉県農林公社様と「日本コムシスの森づくり協定」を締結し、日本コムシスグループおよび協力会社の社員やその家族の、"コムシスグループ森林サポーター"としてスタートしました。そして、2007年10月からは、「コムシスグループの森づくり協定」を締結し、新たにコムシスグループとしての活動に広げました。2011年には、埼玉県を加えた「埼玉県森づくり協定」を締結し、2016年には協定の有効期間をさらに5年間(2021年まで)更新しました。

2016年度は、埼玉県毛呂山町大谷木字鶯谷地内などでの3.7ヘクタールに及ぶ枝打ちや間伐などを行いました。この活動は、同制度において45.3t- CO2 /年のCO2 吸収効果が認められたため、日本コムシスとサンコムは、埼玉県知事より「埼玉県森林CO2 吸収量認証書」を交付いただきました。45.3t- CO2 /年のCO2 吸収量は、141名分の呼吸による年間CO2 排出量に相当します。

さらに、2016年3月には本活動が11年目を迎えたことから、公益社団法人埼玉県農林公社様から感謝状をいただきました。今後も森林の日当たりをよくし、樹木の成長を促す「枝打ち」などを定期的に行い、地元の人々との連携を深めながら、環境保護に取り組んでいきます。

コムシス森林サポーター
コムシス森林サポーター


屋上緑化「グリーンポテト」のサツマイモ収穫会を実施

収穫されたサツマイモ
収穫されたサツマイモ

2016年11月14日、本社ビル屋上において、オーバルコート大崎マークウエスト管理組合様の下、グリーンポテトの収穫会を行いました。

グリーンポテトとは、培地バッグを利用したサツマイモの水気耕栽培による屋上緑化システムで、都市のヒートアイランド現象対策の一つとして期待されています。また、栽培された作物の収穫を通して、入居者および近隣の皆さまと交流する場にもなっています。