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コムシスグループが創出するイノベーション

コムシスグループが創出するイノベーション
コムシスグループは、社会が抱える課題の解決に向けて、コムシスグループが守り続けている通信インフラを軸に、社会の人やモノをつなげ、新たなイノベーションを創出しています。
日本における人口の増加率は、高度経済成長期をピークに緩やかに減少しつつあり、2005年には統計を取り始めて以来、初めて人口が減少しました。特に労働力人口の継続的な減少は、日本の未来に危機感を与えています。その背景には少子高齢化が進み、高齢者の介護や子育てと仕事を両立しにくい社会環境が一因にあげられます。

2017年3月に日本コムシスとTOSYSが、日本マイクロソフト株式会社(以下、マイクロソフト)との連携により、全国に向けて展開を開始したクラウドPBX※サービスは、多様なワークスタイルへの柔軟な対応を可能にする画期的なサービスです。

TOSYSは従来より、マイクロソフトのExchangeやSharePointを活用したクラウドサービス「Livestyle」を提供しています。サービス範囲を、マイクロソフトのコミュニケーションプラットフォーム(基盤)であるSkype for Business Onlineに拡大したSkype for Business クラウドPBXは、ネット環境が整えば、オフィス以外の場所でも、オフィスと同じような作業やテレビ会議・外線電話などによるコミュニケーションを実現します。

日本コムシスは、社内検証を実施するとともに、400名以上の高度ICT技術者リソースを投じ、この新たなシステムの計画・導入・運用をサポートするマイクロソフトのガイダンス「Skype Operations Framework(以下、SOF)」のトレーニングを実施しており、SOFパートナーの要件を満たす人数のエンジニアがSOFアセスメント試験に合格しています。 今後、長年にわたり培ったTOSYSのクラウドマネジメント技術と日本コムシスのICTソリューション設計・構築技術の融合で、ワークスタイルの変革に貢献していきます。

※ PBX:Private Branch Exchangerの略。企業内に設置し、内線電話と外線電話同士を交換する構内電話交換機のこと。 外線から直接特定の電話を呼び出すことができるほか、短縮ダイヤル、不在転送をはじめとする機能を有する。

クラウドサービスの提案スキーム
クラウドサービスの提案スキーム


日本全国で事業展開しているコムシスグループはグループ内の業務の集約化、システムの共通化による業務効率の向上を推進しています。

オペレーションサービスとは、お客様のご要望に合わせ、24時間365日の監視、受付手配、一次切り分け業務などを行う事業です。

この業務を札幌市白石区にある、つうけんグループのつうけんアドバンスシステムズにプラットフォーム基盤を構築し、コムシスグループのオペレーションサービス業務を集約する札幌オペレーションセンター(以下、OPC)を2016年10月に開設しました。

OPCを共同利用することで、各社の事業負担の大きな軽減が期待されています。さらに、東京から札幌への移設によって、専有スペースや人件費といったコスト面の削減効果も見込まれています。

また、万が一の災害時に備え、電気が使えなくなった場合にも24時間分の発電用燃料も確保しており、いざというときには自家発電を使用し、電力レベルを維持できるようにしています。現在、東京でも一部業務を運営しており、札幌のOPCと合わせてお客様に向けたサービス品質を保持できるよう、二拠点で対応しています。

札幌オペレーションセンター(左)は日本コムシス(右)といつでも連携が可能に
札幌オペレーションセンター(左)は日本コムシス(右)といつでも連携が可能に


オペレーションセンター主体で新たな事業、新たな価値を創出していきます
これまでオペレーションサービス事業は、コムシスグループの各社で展開し、ITマネジメントやシステムの仮想化など幅広いICTソリューションで、お客様の課題解決に貢献してきました。日々、多様化・複雑化しているお客様のニーズにお応えし、当該事業をグループ全体で成長させていくために、コムシスグループは、オペレーションセンターを札幌に新設しエリアフリー業務を集約しました。機能や事業体制において制約がある各社が単独で取り組むよりも、グループ共通のオペレーションサービス機能を擁するプラットフォーム基盤を構築する方が成長につながるからです。

限られた時間で、オペレーターやバックヤードSEを育成することが一番の課題でしたが、社内で知恵を寄せて対応しました。より機能性の高いICTソリューションを提供し、ビジネスイノベーションを創出できるよう、グループで尽力していきます。


(上)ITビジネス事業本部 ソリューションビジネス部 担当部長 山田 賢治
(下)つうけんアドバンスシステムズ 第五事業部 事業部長 勝野 直義
日本コムシスは、通信事業者の通信インフラネットワーク構築事業のリーディングカンパニーとして、社会インフラ事業分野で活動しています。日本コムシスが、次の時代においても成長・発展し、社会に貢献し続ける企業であるために、近年の飛躍的な技術革新に対応する高品質な施工技術力に加えて、より生産性が高い施工体制の再構築が不可欠であるという認識の下、2016年4月に東京鋪装工業を完全子会社化しました。東京鋪装工業株式会社は、1947年に創業し、企業理念の「私たちは、道づくりを通して、より豊かな生活を創造します」の精神で道路建設を中心とした生活環境整備を担ってきた企業で、あらゆる環境に合わせた道路工事施工を可能にする高い技術力とノウハウを強みとしています。代表例として、交通量が多い道路や空港などの舗装工事でも、作業開始から3時間という短時間で道路開放を可能とする独自の舗装技術、路面温度の上昇を抑制しヒートアイランド減少を緩和するアースクール遮熱性舗装などがあげられます。

東京鋪装工業が日本コムシスグループに加わったことにより、施工プロセスに舗装が含まれる電線類の地中化工事や高速道路の電気設備工事などを、通信建設から舗装工事までつなげて、一貫した施工体制で行うことができ、生産性を向上することができます。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の円滑な開催に向け、首都圏の道路輸送インフラ整備が国の施策となっており、受注増加が見込まれる状況下、東京鋪装工業とのシナジーにより、社会インフラ事業の拡大に取り組んでいきます。

東京鋪装工業が手掛けたヒートアイランド抑制効果がある保水性舗装
東京鋪装工業が手掛けたヒートアイランド抑制効果がある保水性舗装